怠惰な生活を送る青年の日記

社会の片隅でひっそり生活しています。

リゾートバイトの生活事情

1. 周辺の環境
2. 住環境
3. 勤務時間
4. 仕事内容
5. 食事補助

1. 周辺の環境

 ホテルから10分ほど歩いたところにスーパーとコンビニがそれぞれ一軒ずつある。駅から少し離れたところに図書館や病院もあるが、車がないとアクセスが不便。必ずしも車が必須というわけではないけど、車があった方が断然生活が便利。自分は派遣先の会社の人から自転車を貸してもらったので、もっぱらこれを使って買い物に行っていた。

2. 住環境

 ホテル内の客室の一部を貸し出してもらった。室内にはテレビやエアコン、寝具と生活のできる最低限のものしか備わっていない。そして部屋の中は少し汚い。畳は擦り切れているし、壁の汚れも目立つ。相当年季が入っているのだが、許容できる範囲の汚さである。大浴場は24時間入り放題。ただし、建物の老朽化が目立つことからカメムシが大量に生息している。浴場内には20匹ほどのカメムシを発見した。カメムシ以外にも蛾なんかも普通に生息している。シャワーで大量のカメムシと格闘していたが、水圧ではうまく処理することができなかった。虫が苦手な人にはリゾートバイトははっきりいっておすすめできない。

3. 勤務時間

 朝と夜の中抜けシフトが基本で、通しでの勤務はない。忙しい時間帯に仕事をして、そうでない時間帯は待機という働き方。社員の立場からすれば、派遣社員を都合よく使うことができる。最初は生活リズムを確立するのに苦労するが、1週間もすればすぐに慣れるのではないかと思う。自分は3日で慣れた。別に環境の変化にすぐに適応できる人間ではないのだけれど。肝心の勤務時間に関してだが、これは概ね朝は7時から11時、夜は17時から21時まで。朝と夜それぞれで4時間を越すことはない。自分の勤務しているところはわりかし暇な宿泊施設であったので早上がりや休暇になるケースも多々あった。

4. 仕事内容

 当日の朝と夜の食事の盛り付け、使うお皿の準備、仕込み、食材の発注手配などが主な仕事内容。盛り付けは見本通りに盛り付ける必要があるさ、使うお皿はいくつか種類があってそれを全て覚えておかないといけない。それも使うお皿の種類と戻す場所の両方を把握している必要がある。食材の発注手配に関しては仕込みの準備をしている段階で、あと数がいくらか足りないか数える必要があり、同時に様々なことを処理する必要があってそれを頭で考えながら体を動かして行動することが結構大変であった。正直派遣社員にここまで求めるのかと思ったが、社員の人たちは即戦力としてここで働くことを希望しているので、求める仕事のレベルもどうしても高いものになる。

5. 食事補助

 まかないは出勤した日の昼と夜の計二食食べられる。料理長が朝と夜の食事の提供後に、毎回賄いを作ってくれる。味は美味しく、メニューも毎回変わるので新鮮味があって食事に飽きない。

総論

職場環境や仕事内容は自分のイメージ通りのものであるので、それほど違和感は感じないが、思った以上に覚えること、やることがあるというのが、率直な感想である。そしてなんといっても、求める仕事の水準が高いと思う。現場の人たちは即戦力として働いてくれることを期待しているので、理不尽なことを言われることに抵抗がある人や高圧的、感情的な態度を取られることが苦手な人には向いていないバイトである思う。

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