頭の中であらかた考えはまとまっているけれど、うまく言語化することができず、あと少しでまとまりそうでまとまらないものを紡ぎ出そうとする行為こそが文章を書くということではないかと思う。その行為は、便秘の状態に似ている。あと少しで出そうな大便を、力を込めて排出しようとするのだけど、中々便器の中へ流れていかずに、自分の体に留まっている状態に。その状態から排泄を終えたあとはスッキリとした開放感に襲われて心のモヤモヤも払拭される。それは文章を書き終えた状態ととても似ている。
100あるうちの80までポイントを獲得していて、何とかして100まで手に入れたいと考える。そうするうちに文章というものが出来上がっていく。