雑文
ランニングても始めてみようと思ってアウトドア専門店に行って色々と商品を物色していたのだけど、何も選べなかった。選べないことは何となくわかっていたけど、やはり店の中でグルグルしているしかなかった。結局、何も買わずに店の外へ出た。これだから買…
誰かとコミュニケーションを取りたいとか繋がりたいという欲求が全く湧かない。気づいた時には人間に対して働きかけをしない人間になっていた。なぜこのような状態に置かれているのかは自分にもよく分からないが、おそらく今のような状況にならないと社会の…
バットとグローブを持って公園へ駆け出す。青空の下で高く舞い上がるボールを追いながらグラブをボール落下位置にめがけて差し出す。クラブにボールがおさまったとき、周囲にドッと笑いが起こる。そんなとき自分は外の世界と繋がっているのだということを痛…
少し前に地域就労支援センターへ行って就労相談をしてきた。ここへ来たのは、このまま今の生活を続けるのは良くないのではないか、と思ったからである。ここ以外にもハローワークなどの就労機関を色々と活用していて、就労の方向へ向かっている最中である。…
いかなる行動をとっても何も感じない。美しい花々を見ても、ネオンに煌く高層ビル群を見ても何も感じない。世界の対象物すべてが自分とは関係のないものになっている。自分はそこから切り離され、関与することもできず、外の世界は目まぐるしいスピードで流…
音楽や映画、小説、漫画、アウトドア、スポーツ、旅行、グルメ、ファッション、ショッピングなどこの世には人の生活に彩りを与える娯楽物で溢れていますが、自分は純粋な好奇心や関心からそれらのものに心が惹きつけられるといったことがありません。いつ何…
新今宮駅の改札を抜け出ると、小便と生ゴミと汗臭さとが入り混じった何ともいえない不快な匂いが鼻孔を指す。そうした不快な匂いが街全体を覆い、よそ者を惹きつけない空気感がそこかしこに漂っている。少し歩けばここが他とは違うエリアであることはすぐに…