怠惰な生活を送る青年の日記

社会の片隅でひっそり生活しています。

考えながら文章が書けそうにない

文章を書いている人間は、二つのタイプに分けられる。一つは考えながら文章を書く人。もう一つは既に頭の中にまとまっている考えを書き出す人。前者は考える行為と文章を書く行為とを同時進行で行なっているのに対し、後者は文章を書くという行為のみである。僕は後者のタイプの人間で、あらかじめ頭の中でゆっくり思考を巡らし、まとまった考えを文章として言語化する。普段からこういうやり方で文章を書いているので、前者のやり方で文章を書いている人の気持ちがよくわからない。前者のやり方で文章書いていると、途中から文章を書く目的や背景がわからなくなってしまったり、何を言いたいかわからない文章になってしまったりするので、内容がうまく相手に伝わらない。この考えながら文章を書く人というのは、文字を書くのと同時に伝えたいメッセージが頭の中に生まれているのである。この瞬間技みたいな芸当が自分にはできない。だからこそ、彼らの脳の働きがとのようになっているのかとても興味がある。

とにかく文章を書くという行為一ひとつとってみても、全員が決まりきった形で文章を書くわけではないのだ。だからこそ、文章を書くという行為は奥深いものなのかもしれない。

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