怠惰な生活を送る青年の日記

社会の片隅でひっそり生活しています。

言葉の持つ力

音楽や絵画と違って文章は誰にでも書けるものと思われがちだ。なぜなら、我々は言葉を使って日々生活していて、書き言葉であれ、話し言葉であれ、言葉を使わない日は一日たりともないからだ。そのへんのおばあさんも幼少の子供も文章を書いて生活している。故に、文章は誰にでも書けるものという認識がどこかにある。

たかが文章と思われがちだが、この文章で自分の内面が変化した経験はたくさんある。例えば、いくつかのブログを読んでいて、あぁこのブログはいいブログだなぁと思って自分の心に変化が生じた経験は計り知れない。何かしら心に訴えかけるものがあったからこそ、こうした心の変化が生じたのだと思う。こうしたことから言葉には、人の心を揺さぶる大きな作用がある。言葉には強い力が秘められている。


たかが文章と思って文章の持つ力を軽視するのは良くない。文章を書くなんて意味のないことだなんて思う必要もない。もしかすると自分が気づいていないだけで、自分の書いた文章が顔も名前も知らない赤の他人に何かしらの影響を与えているのかもしれない。意図しないでやったことが人の支えになっているのかもしれない。そう考えると言葉には無限の可能性が広がっている。

 

 

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