約8年ぶりに神戸の北野異人館に足を運んだ。8年の月日が流れているにも拘わらず、これまでと街並みが何一つ変わっていないところはノスタルジーさを彷彿とさせる。
ここへ来ていつも思うのは、どうしてこのエリアはこんなに高級感のある街並みなのだろうかということ。それは、山手にあることがその理由として考えられるのだろうか。大阪の箕面や兵庫の宝塚は、高級住宅街として知られているエリアである。これらの地域は山の手に位置する。だから、山手≒富裕層の住むエリアという認識が自分の頭の中にはしっかりとあるのだが、やはりそうなのだろうか。街を行き来する人々の風体は立派で、きっと豊かな生活をしているのだろうということが窺い知れるし、どことなく余裕のある感じが外見から伝わってくる。やはり異人館はそういうエリアなのである。
ところで、この地をフラフラと散策していて思ったのは、ここはベトナムのホーチミンに街の雰囲気や空気が似ているということ。双方の街は互いに外国人が移り住んでいるところが自分にそう感じさせるのだろう。とにかくベトナムのホーチミンに酷く似ている街なのが、神戸の北野異人館である。
6年前にベトナムのホーチミンを滞在した時の写真
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