やっとまともな親子丼が作れるようになった。親子丼は必要な材料が少ない上に、調理時間も短いので、誰にでも簡単に作れるものと思われがちだが、卵の形がふわふわとした親子丼を作るのは意外と難しい。
水を加えすぎていたり、卵の焼き加減が強かったりしてなかなか調理が難しいのが親子丼。これまで上手くいかなかった要因としては、水を加える必要がないのにもかかわらず水を加えていたことや、卵の焼き加減が強かったことなどが挙げられる。
出汁のみでは親子丼の味付けがくどくなると思ったから、水を400mlほど入れたのだけど、これが失敗だった。水を入れることにより、親子丼の味が薄くなってしまって親子丼の出来を不出来なものとしてしまった。また、水分が多いことにより、溶き卵がふわふわとした仕上がりにならなくなる。こうしたことから水は完全に不要だったといえる。卵の火加減に関しては、火が強すぎて卵をスクランブルエッグのような形状にしてしまった。もっと余熱の力を上手く利用するべきだった。
と、こうして色々と書き出してみると、親子丼ひとつ作るのは本当に難しいことなんだと思う。