バイクの良さは、普段、頭の中を支配している雑多な考え事から解放されて、無力感に浸ることができることと、全身が風を受けることで魂が吸い取られるような脱力感を味わえることにある、というようなことを国道250号線を経由して兵庫方面から岡山方面に向かってバイクを走らせている時に考えていた。直接、風を浴びることのできる乗り物としては、一輪車や三輪車、自転車、バイクなどがあるが、一輪車や三輪車はスピードも遅く、お子ちゃまの乗る乗り物であるから論外である。それに対して自転車はバイクと比べてスピードもそんなに出ないのでそこまで脱力感を味わえる乗り物ではない。そう考えると、やはりその願望を満たしてくれるのがバイクという乗り物で、脱力感のみならず爽快感も味わえる優れた乗り物である。
腹ごしらえ。たまたま一休みしたエリアに美味しそうなタイ料理屋があったので、ついつい店内に足を踏み入れてみることに。
加古川市にある山岡家でまたまた食事を摂る
シンプルなビジュアルのラーメン
大阪から姫路辺りまでは4時間もあればつくのではないかと高を括っていたが、そんなはずもなく、余裕で6時間を過ぎてしまった。(途中で何度も休憩しながら、のんびりとしたペースで走行していたこともその主たる要因だとは思うが・・・)
本当は岡山県の備前市まで足を延ばすつもりだったけど、備前まで行くと深夜の3時を優に回りそうで、自身の体力や眠気のことを心配して今姫路市内で眠りをつくことに。