怠惰な生活を送る青年の日記

社会の片隅でひっそり生活しています。

宇佐美駅から熱海駅 ぶらり旅 徒歩編1日目

宇佐美駅から熱海駅(ぶらり旅 徒歩編 1日目)所要時間12:30~18:00

重いバックパックを担ぎながらひたすら徒歩で前に進むのも悪くない。行くところは全く決めてないが、熱海方面に向かってぐんぐんと進んでいく。

海岸線沿いを歩いて西の方へ行きたいと考えていたのだけど、生憎、道路が開通しておらず、先に進めない状況だったので、仕方なく国道135号線を利用して網代方面へ潜り抜ける。

この道はいわゆる歩行者専用道路というものがほとんどなく、車道のほんのわずかのスペースを利用してひたすら前へ進むしかなかった。対向車線を走るドライバーから冷ややかな視線を向けられながら肩身の狭い思いをしてちょっと車道を歩かせてくれよの精神で、車道を利用させてもらった。ドライバーの立場からすれば、こんなところをリュック背負って歩くなよと思うだろう。普段どれだけこの道路を徒歩で潜り抜けている人がいるのかは全く把握していないが、自分しかいない所を考えると、全くいないのではないかという気がしないでもない。やはり車やバイクで通り抜けるのがベストな道路と言える。

第一関門
[
第二関門。

トンネルを一つ抜けた先にようやくコンビニを発見。食堂も近くに二つある。旅人が休憩するための旅人ご用達の食堂だろうか。

価格は完全に観光価格。

第三関門

第四関門

トンネルを抜け切ると、ファストフード店やスーパーなんかも見えてくる。
道路状況も一変して普通の街中に敷かれている道路になる。

本日の夕飯はこれ。


学校給食のバターロールを思い出した・・・。
この時点で17時。

このペースだと日が暮れるまでに熱海まで行けるのではないかと謎の自信を持つ。
本当はこの公園で一休みする予定だったのだけど、予定を変えて熱海まで頑張って歩いてみることに。

熱海城。上まであがるのが面倒くさかったので、遠くから写真を収めただけ。


トンネルを潜り抜けるたびに心が洗われる。横を見ると、広大で綺麗な海が開けているのだ。

先ほど夕飯を口にしたばっかりだけど、せっかくここまで来たので、何か食べてみようと思い、昔ながらの大衆食堂みたいなお店に入る。

店主のおばちゃんと長々と会話していた。旅人ご用達のお店で、これまで沢山の旅人を見送ってきたとのこと。こういう一期一会的な出会いは結構好きだ。この先もう二度と出会うことがなく、あくまで関係を持つのはその場限りという関係性がたまらなく心地よい。やっぱり人との出会いは一期一会が一番いいと思う。自分がこういう対人関係の形を好むのも、深いところで人間と結びつくことを恐れているからだろうな。相手に自分のパーソナルなことを知られて密な交流をすることに抵抗がある。だからこそ、こうした形でコミュニケーションを取ることを好むのだと思う。

アジフライが絶品だった。

旅の面倒なところは、今日の寝床をどこにするか決めなければならないところだ。野宿をして一夜を明かすことには抵抗がない。衛生状況が良くないとか、天候に左右されるとかいったことを自分はさほど気にしない。問題は外を巡回している警備員や警察官に指導されることだ。今は道の駅で一夜を明かすのが難しくなってきたのか、禁止にしているところが多いように思う。昨日も指導を受けたし、食堂で話していたおばちゃんも同様のことを言っていた。もっとタダで安心して眠れるところはないのかねぇ。

野宿が無理となると、宿泊料金が安価なゲストハウスや民宿みたいなところになるのだけど、ゲストハウスはいうほど安くないし、ビジネスホテルも素泊まりだけでも結構な値段がする。ネットカフェはもちろん近くにないし、あってもそこら辺の安宿に泊まるよりよっぽど値が張る。そうすると、激安の民宿とかになったりするのだが、そうしたところが全然ない。

ノープランで、ろくにした調べもしないでやってきたのがここでした。5650円でした。大浴場付き。

おやすみなさい。

宇佐美駅から熱海駅(徒歩旅行 1日目)所要時間12:30~18:00

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